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森のようちえん ひだまり よこすか


山や海で過ごす子どもたちの様子です
by norikomaxx

生き物と触れ合う大事

見学さん4歳のTくんと2歳半のNちゃん。
おなじみIちゃんと双子のHiくんとHaちゃんが来てくれました。

この日は山道を登って、おたまじゃくしのいる花の広場を目指しました。
久しぶりに下から花の広場まで行くので、時間が間に合うか心配でしたが
野外活動に慣れている様子の見学さんTくんNちゃん、ペースが早く
あっという間に到着しました!

それでも山道では弱った様子のちょうちょがいて
子ども達がじっくり観察できた。
子ども達の「じっくり」は、一体いつまで続くんだろうと
待ちきれなくなったりする。大人は段取りもあるし、どうしても
「もう行こう」と促してしまいそうになる。

でも意外と子どもたちは満足すると、ふっと関心がほかに向いたりして
段取りの心配にいたらず、不思議だなーとこの日も思った。
「十分見る」これがポイントかな。どうかな。

おたまじゃくしはさすがにだいぶ減ってました。
でも子が捕るには本当にちょうどいい、おたまの動き。
春にこういう練習しておけば、秋にはとんぼも捕れるかも!


Tくん、虫はダンゴ虫ぐらい・・・との母情報。
ちょうちょにもアプローチしたり、おたまを捕りまくってました。
集中している様子がかっこよかった。

NちゃんはTくんとTくんのお母さんが大好き。
二人を呼ぶNちゃんの声が森に響きます。
あとよく「みんなー!」って声かけてくれるんだけど
いつ覚えたんだろう。いいなーそれ。呼ばれるってうれしいから。

Hiくんもおたま捕りに夢中。同じくもっと夢中の母と
石に飛び乗り、果敢に挑戦していました。

Haちゃんはまたマイペースなんだよねー
母がいなくなった時は一人木の下に行って遊んでいた。
それに気づいたHiくんがその傍らに寄り添って
お腹の中でもそうやって、くっついていたんだねーと
なんともじんわりと眺めてしまう光景でした。

Iちゃんも必死におたま捕り。
Iちゃんちのおたまは何匹になっちゃうの!?
でもかえるになって山に行ったのもいるんだよね。
もちろんなくなったのもいるだろう。

そうやって触れ合うのって本当に大切。
どこに住んでいるか、何を食べるか、どう生活しているか
そんな感触か、匂いか、どうすると動かなくなるか、死ぬとは・・・

教科書で学ぶより、よっぽどいろんなことを子に教えてくれるだろう。
それはテストの点数は上げてくれないけど
子どもの心の根っこに染み込んで、他を思いやる優しさを作ると思う。
by norikomaxx | 2012-06-16 22:06 | ひだまり 保育日誌
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